【レポート】第9回カルシウム勉強会

平素はユニカ食品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
ユニカ食品では新たな試みとして、日頃ユニカルをご愛顧頂いているお客様、販売店様、協力会社様などの垣根を越えてともにカルシウムの知識を深めていこう考え、その第一弾として毎月、カルシウム勉強会を開催しております。
今回は、第9回目です。その様子をレポートしたいと思います。

 

講義内容

 

第9回カルシウム勉強会
講師:ユニカ食品株式会社 顧問 斎藤利之先生
講義内容:子ども・高齢者の暑熱対策について
〜賢く熱中症対策をしよう〜

 

講義の様子

 

今回は弊社顧問の齋藤先生に講師になって頂き、「子ども・高齢者の暑熱対策について」についてお話して頂きました。
異常気象が異常でなくなってきた、この季節、今は梅雨ですが、もう少しで夏がやってきます。暑い日が続き熱中症が多くなる季節です。皆さんは毎年、どのような対策を取っていますか?もし熱中症と思われる症状がでたら無理をせず、スポーツ飲料のようなミネラルを含んだ飲み物をゆっくり口に含んで飲みましょう。もしも、次のような症状がでたら、直ちに救急車を呼んでください。

 

・水が飲めない (水がのどを通らず、なんとか意識を保っている) 状態
・呼びかけても返事がない状態

 

このような状態になることはありえます。“自分は大丈夫”とは思わないでくださいね。
子どもと高齢者の熱中症について説明がありました。子どもの場合は熱しやすく冷めやすい体格特性を持っており、深部体温が大人より大きく上昇し熱中症のリスクが高まります。保護者の方々はお子さんの体調を観察してスポーツ飲料などミネラルを含む水分を与えてください。ご高齢の場合は加齢による体温調節能力の低下、気温に対して鈍感になる、体内水分が少ない等の影響により、気がつかないうちに熱中症になることがあります。特にご高齢のお客様、気温に対して鈍感になり冷房をかけない、もしくは冷房なんていらないと言う方、気をつけてください。屋内では気温をチェックして風通しをよくしたり、空調をつけたりして下さい。屋外では日陰に入ったり、水分(ミネラル)をこまめに取ったりして下さい。
皆様はWBGTをご存知ですか?湿度、日射・輻射などの熱環境、気温の3つの要素で導く熱さ指数です。現在、この指数を計算してくれる室内熱中症計というものが売られています。この商品はスポーツの指導者の方々には是非購入して、運動を行う環境を管理して頂きたいです。
市販で販売されているスポーツ飲料の他に、ミネラルを補給できる“経口補水液”というものがありますが、これは自分でも作れます。
レシピは以下のとおりです。

 

 

?砂糖40g(大さじ4と1/2杯)と食塩3g(小さじ1/2杯)を湯冷まし1リットルによく溶かす。
?かき混ぜて飲みやすい温度にする。
?果汁(レモン、クレープフルーツ等)を加えるとカリウムの補給にもなります。

 

簡単ですのでやってみてください。私もやってみました。…おいしくないです。市販のOS-1などおいしい経口補水液の購入をお勧めします。

 

その他

 

熱射病だけでなく運動にもミネラルが必要となりますので、是非とも弊社の“アスリートカルシウム”とクエン酸バランス飲料“シトリックV3000”をお試し下さい。スポーツをしている私のお勧めは“シトリックV3000”です。