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カルシウムニュース

カルシウムニュース vol.7 2009年6月発行

カルシウムレポート1

千葉ロッテマリーンズ 栄養士
細野 恵美(ほその えみ)さん
1977年千葉生まれ。大学卒業後は飲料メーカーに3年勤務。その後、東京健康科学専門学校にてスポーツ栄養学を専攻し、栄養士の免許を取得。5年前に千葉ロッテマリーンズへ入社する。


1軍の選手は自己管理もプロ。
勉強会で栄養学を身につける

 千葉ロッテマリーンズには1〜2軍合わせて78名の選手がいます。全員の健康を食事や栄養面から管理したり、相談にのるのが私の仕事です。
 プロ野球選手は、一般の人に比べて運動量が違いますし、成績を出しパフォーマンスを上げるためには、練習だけでなく2軍のときから栄養学の勉強も定期的にします。
 シーズン中とオフ、キャンプの時期、ホームグラウンドでの試合や遠征と、めまぐるしく変わる環境にあって、常に体のコンディションを整えていかなければなりません。1軍の選手は、その点自己管理ができていますし、奥様が手料理でコントロールされることが多いのですが、毎月「マリーンズ通信」という栄養に関するミニ新聞を配ったり、奥様の個別の相談も受けています。
 ケガのない体づくりや、これからの暑い季節は特に夏バテしない水分補給の仕方が重要になります(下記参照)。 普通の人でも1日にかく汗の量は2〜2.5?。選手の場合、すり鉢状のグラウンドは気温も高く、練習や試合では普通の人の倍は発汗します。汗にはカルシウムをはじめとするミネラル分が含まれているので、水分補給と同様に意識して摂らないと、筋肉が痙攣して脚がつってしまうことがあります。2%の水分を失うだけで体液や血液が粘性を増して循環が悪くなり、筋肉や心肺機能が低下するので、選手のみなさんには注意をお願いしています。

水分補給のタイミング

試合前は炭水化物中心に。
試合後にはタンパク質を

 選手は遠征先で外食も多いので、ホームグラウンドにいるときくらいは「お、うまそう!」と喜んで食事をしてもらえるメニューを考えます。
 球場の食事はビュッフェスタイルで、自分で好きなものが食べられるようになっています。試合前はエネルギーにチャージしやすい炭水化物が中心で、麺類を20種類くらい用意します。関東・関西風のダシのうどん・そば、ラーメン、素麺、冷やし中華、パスタなど。毎日飽きないように、ピリ辛肉味噌たっぶりのジャージャー麺や、野菜あんかけをのせたチャンポン麺、かき揚げそばと変化をつけています。バレンタイン監督はラザニアが好きですね。外国の選手にはチリビーンズのような豆料理もつくります。どうしても肉料理が好きなので、野菜をできるだけ摂れるようにバランスよく、を心がけています。
 試合の2時間程前に、胃の負担にならない麺類とミニ丼やおにぎり、サンドイッチで炭水化物を摂り、試合後はダメージを受けた筋肉の修復と疲労回復に、タンパク質系のおかずで補ってもらいます。
 カルシウムはケガの予防と発汗後の補給にかかせないので、試合の前後両方で摂るように工夫しています。食べ物からの補給は主にはヨーグルトですが、フルーツのビタミンCと合わせて摂ることで吸収をアップさせています。ほかにはカルシウムの多いししやもなどの魚料理も並びます。
 ベンチには飲み物のほか、梅干しと黒糖を常備。梅干しはクエン酸が、黒糖でミネラル分とブドウ糖がチャージできるからです。これは普通の人にもおすすめしたい、手軽な疲労回復の方法です。

水分補給のタイミング

体が欲しがるものを
取り入れていくのも大切

 栄養学に基づいた料理ばかりだと、実際の現場ではブーイングになりかねません。揚げ物はおいしいですし、汗をかいた後はシュワッとした砂糖たっぶりの炭酸飲料を飲みたい気持ちもわかります。なのでときにはみんなが好きな鶏のから揚げやカレーなどもつくって食べてもらいます。    
 最終的には自己管理ができないといけないので、特に2軍の寮生には何をどれくらい食べたかを詳細に記録し、栄養素の何が足りないか、多すぎるかを自分で計算できるように指導しています。この先、5年も10年も選手として活躍するために、自分の体と向き合うひとつの知識として、食べることを常に大切にしていってほしいと思っています。

アスリートカルシウム、千葉マリンスタジアム


楊先生に聞く

カルシウムの健康ルール(1)
運動と骨について

楊榮展(ヨウ エイテン)医学博士
台湾で生まれる。専門分野は骨代謝。カナダのヨーク・メディカル・インスティチュート・ディレクター。生活習慣によって、健康状態が大きく影響されることに注目。特にカルシウムの充足度がその中でも最も大きいことに気づき、現在ではカナダ、日本、台湾、 中国でカルシウムの伝道師として活躍中。

運動は骨のためにどういいのでしょう?

私たちの体は、大小約200個の骨からできています。骨には結合している筋肉「骨格筋」があって、この筋肉の伸縮で骨が引っ張られて体は動きます。起きあがったり、歩いたり、運動することができるのは、筋肉による骨の移動です。筋肉への負荷=骨への負荷であり、骨にとって運動による刺激は、骨をつくる細胞を活性化させて、吸収したカルシウムが沈着しやすくなるのです。筋肉のようにトレーニングでは鍛えられませんが、吸収率アップにつながります。

では、骨を健康に保つためには
どんな運動が効果的なのでしょうか。

スポーツ選手が「筋トレ」で鍛えているのに、骨折してしまうことがあります。筋トレで発達した筋肉量に対して骨の強度バランスが崩れてしまい、骨が支えられなくなって起こります。筋肉は鍛えることで筋繊維の一本一本が太くなり増えていきますが、そのギャップで骨折を招く場合があるのです。ー般の人が骨を健康に保つための運動としては、あまり激しくないウオーキングがおすすめです。目安は1日に30分、10分ずつ3回に分けても構いません。呼吸が乱れず、汗をほどほどにかくくらいのスピードで心臓に負担をかけず、ストレスを感じないで楽しめるのが理想です。これは子どもや大人、男女の差はありません。リズミカルに歩くことが内臓へのいい刺激となって、新陳代謝がー定になります。食欲もわき、健康的な栄養補給ができるわけです。肺活量が多い運動では、活性酸素が増えて体が酸性化します。すると血液中のカルシウムで中和しようとするので、激しい運動の後はカルシウムの補給が必要になります。スポーツ選手なら、なおさらなこと。せっかく鍛えた筋肉を維持するためにも、栄養面でのフォローは大事です。

質のいい骨とはどんな状態なのでしょうか?

骨ではリモデリング(骨の再構築)と呼ばれる新陳代謝が絶えず行われ、少しずつ生まれ変わります。運動はリモデリングを促しますので、新陳代謝のよい状態がいい骨質と言えます。カルシウムは口から取り込む以外には補給できない栄養成分です。摂らなければ骨に貯えられたカルシウムが出ていってしまいます。運動とカルシウムを毎日続けることで、健康維持につながることがおわかりいただけるでしょう。

カルシウムについてもっと知りたい方はこちらまで!ドクター・ヤンのカルシウム健康教室 http://www.unical.co.jp/ca-school/

ユニカルカルシウム Q&A

みな様からお寄せいただいた、カルシウムや商品に関する疑問・質問にお答えするコーナーです。

Q1 中学生の息子がとにかく野球に夢中。試合の前は「トンカツ」が定番ですが、運動の前に力のつく食べ物って何ですか?

A スポーツには、バテないスタミナと集中力が必要です。試合前は消化・吸収にすぐれた炭水化物がおすすめ。ご飯やパン、麺類、いも類の糖質は工ネルギーに変わる速効性があり、そのほかはバナナもスタミナを長もちさせてくれます。さらに試合後の体は、汗をかいてカルシウムや鉄分、ビタミンCが失われていますので、多めの補給が大切です。タ食時にはこういった栄養素が入った料理を食べさせてあげましょう。

Q2 これから暑くなると夏バテが心配です。予防方法はありますか?

A 暑くなると私たちの体は体温が上昇し、汗をかいて体温調整をします。汗をたくさんかくとカルシウムなど多種にわたるミネラルのバランスが崩れ、体がだるい、疲れやすい、よく眠れないといった夏特有の慢性疲労に見舞われます。汗をかいたらカルシウムを摂るようにしましょう。自然の精神安定剤と言われる力ルシウムです。寝る前にも、快眠できるよう摂ることをおすすめします。

Q3 新型のインフルエンザや夏風邪をひかないために、注意したいことは?

A まずは夏バテをしないように気をつけましょう。体力が落ちてしまうと、夏風邪もひきやすくなり、免疫力も低下します。カルシウムが体内での免疫の仕組みのなかで、大切な役目を担っているのをご存じでしょうか。細菌が体内に入ると、血管のなかで中心となって活躍するのが白血球とリンパ球です。カルシウムは白血球の細胞内に働きかけて「サイトカイン」という物質を作り出し、リンパ球のなかの細胞などに情報を伝達し、細菌への攻撃を助けているのです。病気から身を守るためにも、カルシウム摂取はとても大切です。

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