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カルシウムニュース

カルシウムニュース vol.12 2011年3月発行

花粉症の対策は万全ですか?
発症率は確実に増えています。

今年の春は、スギ花粉が大量に飛散すると予測されています。
花粉症治療の話を、日本医大多摩永山病院耳鼻咽喉科医師の増野聡先生に伺いました。

全国のスギ花粉症有病率

増野 聡 (ますの さとる)
日本医科大学卒業。日本医科大学多摩永山病院耳鼻咽喉科医局長。日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本アレルギー学会専門医。病院では耳鼻科一般の診療を行いながら、主に鼻の手術とアレルギー性鼻炎の治療を担当する。

スギ花粉の飛散量は過去2番目

 昨年の猛暑の影響で、今年の春はスギ花粉が多く、その飛散量は例年の1.2〜2倍、昨年の10倍との予測が出ています。国のデータによると、過去30年で2番目に多い年のようです。
 花粉症とは、花粉が原因で起こるアレルギーで、遺伝的な体質に基づいています。他のアレルギー疾患を持っていたり、家族で花粉症に罹っている人がいる場合に起こりやすいといえます。さらに、大気汚染、ストレス、疲労、不規則な生活なども症状を誘発する原因と考えられています。もうひとつが地域性で、住まいの近くにどれくらいスギの木などがあるかによっても違ってきます。
 同じような環境下にあっても花粉症になる人ならない人がいますが、ご自身や家族のアレルギー歴を調べておくといいでしょう。気づかないうちに花粉をあびてきていますから、今までなんともなくても今年のような多い年にポンと出る可能性はあります。花粉症の患者数は、ここ10年で10%ほど増えて約25%になりました。日本人の4人に1人の割合で、年々増加傾向にあります。
 花粉症の主な症状は、?くしゃみ、?鼻水、?鼻づまり、?眼のかゆみです。風邪とよく似ていますが、この場合のくしやみや鼻水は、花粉を体の外へ出そうとして起こります。風邪と花粉症は罹患する時期も重なるため、私たち医師もすぐにどちらと診断するのは難しいものがあります。特に今年は、花粉症の発症が多いと見込まれていますので、ご自分で風邪か花粉症かの区別がつかないときは、内科と耳 鼻唱喉科の両方を受診されることをおすすめします。

つらい症状を抑えてくれる、新しい治療方法の開発も。

 花粉症の治療法は3つあります。
①手術で鼻の中の腫れている粘膜を除去し、花粉をつきにくくする。
②飲み薬や点鼻薬、点眼薬で症状を抑える。
③減感作療法(げんかんさりょうほう)で体質改善をする。

 減感作療法とは、反応する花粉が飛んでいない時期からその花粉のエキスを体内に少しずつ入れて慣らしていき、花粉飛散時の発症を軽減するものです。治療の目安は3〜5年で、もしくはずっと続けるケースもありますが、スギ花粉の場合は約90%がよくなっています。現在の日本では注射による治療が行われていますが、長い期間の通院が必要です。しかし欧米では舌下(ぜっか)減感作療法といって、口の中に薬を垂らす方法が主流になっており、患者さんの負担の軽減に役立っています。数年後には日本でもスギ花粉のエキスが認められて、減感作療法がより手軽になり広まることが期待されています。

最新の花粉症治療

花粉症を防ぐ3原則
避ける、つけない、持ちこまない。

 花粉症の対策は、原因物質を避けるとともに、ストレスや睡眠不足、疲労などに気をつけて、生活環境を整えることが大切です。また、外出の際は花粉がつきにくい服を選ぶこともポイントとなります。服についた花粉を家の中に持ちこまないためで、コートは皮革製品や外側がツルツルし た素材、木綿や木綿と化繊の混紡などがよく、ウールや起毛素材など花粉がつきやすいものは避けましょう。帽子やマフラー、マスク、メガネも効果的です。
 そして、家に入るときは服をよくはたいて花粉を落すこと。外から帰ったら、うがいや手洗いをすることも対策になります。洗濯物やふとんを外に干さない、窓はできるだけ開けない、などにも注意してください。それでも花粉は家の中に入ってきますので、そのときは加湿によって抑えます。雨が降った日が楽なのと同じで、花粉の舞いあがりを防ぐことができます。ウイルスも湿度が50%を切ると、繁殖力は倍になります。風邪の予防も含めて、室内の湿度に気を配ってください。
 花粉症の発症は、特に10代後半から20代に多くみられます。晴れた日に外へ出てくしゃみが出たり、眼がかゆくなったら花粉症かもしれません。発症してしまったら、予防薬もありますので、耳鼻咽喉科でご相談ください。体調をよく観察するのも健康管理のひとつです。

スギ花粉の年代別有病率

楊先生に聞く

カルシウムの健康ルール(6) 
花粉症の季節こそ、カルシウムを効果的に摂って体調をベストな状態に保ちましょう。

楊榮展(ヨウ エイテン)医学博士
台湾で生まれる。専門分野は骨代謝。カナダのヨーク・メディカル・インスティチュート・ディレクター。生活習慣によって、健康状態が大きく影響されることに注目。特にカルシウムの充足度がその中でも最も大きいことに気づき、現在ではカナダ、日本、台湾、中国でカルシウムの伝道師として活躍中。

 スギ花粉症は、日本人医師によって1963年に発見された病気です。日本はスギによる発症がー番多いのですが、花粉症は世界中にあり、アメリカやカナダはブタクサ(セイタカアワダチソウ)、イギリスやフランスなどのヨーロッパはイネ科の植物、北欧はシラカバと種類が異なります。こうして見ると、花粉症は先進国に集中している病気であることがわかります。産業が発達して経済的にも裕福で、食品も精製された物が多い衛生的な国々です。
 免疫学から考えると、私たち人間はきれい過ぎる所にいるよりは、なるベく自然な状態でさまざまな雑菌と共存したほうが、体は丈夫になります。喘息やアトピー、蕁麻疹(じんましん)などのアレルギーも含めて、日本人の免疫力が落ちているのではと推察されます。
 免疫力は体を守る防御システムです。その力を高めるということは、何かに対して敏感に反応するのではなく、体にダメージを与えない適切な反応ができるようにすることです。カルシウムは免疫の伝達系統に関与し、正しい情報を送る役目を担っています。その役目を果たすため、常にカルシウムを十分に摂取し、体内のカルシウム濃度をー定に保つことが最善策です。
 体を弱アルカリ性に保つように心がけることもおすすめします。体内での菌やウイルスの繁殖を抑えてくれるからです。食品は新鮮なうちにバランスよく、3食きちんと食べる、ストレスや睡眠不足に気をつけるなどを意識してください。そうすれば、徐々に弱アルカ リ性の体質に改善されていきます。
 今年の春のように、スギ花粉が大量に飛ぶと予測が出ているときは、いつもと同じようにしていては症状が重くなる可能性があります。カルシウムやビタミンCなど、体に必要でよいとされる栄養素を、いつも以上にまめに摂取することです。好きなものを我慢するのはストレスになってしまいますが、よいものを多めに補う、プラスするのは難しいことではありません。
 今年初めて花粉症の症状が出たら、体質が変わったと考えられます。免疫の感度が上がって、体からの要注意信号と思ってください。体調を崩しやすい季節は、自分や家族の体をいたわって、常にベストな状態に整えることが健康につながります。

花粉諸対策には

カルシウムについてもっと知りたい方はこちらまで!ドクター・ヤンのカルシウム健康教室 http://www.unical.co.jp/ca-school/


ユニカルカルシウム Q&A

みな様からお寄せいただいた、カルシウムや商品、健康に関する疑問・質問にお答えするコーナーです。

Q1 腰痛が取れず、マッサージやストレッチでケアしていますが、よくなる方法はないでしょうか?

A 腰痛やぎっくり腰は、筋肉と骨のバランスが取れていないと起こりやすくなります。筋肉は運動によって鍛えられますが、骨はそのスピードについていけません。スポーツ選手が、よく筋トレのしすぎで疲労骨折を起こすのはこのためです。ジムのトレーニングで鍛えている、健康のために運動しているのに腰痛がする場合は、カルシウムやコラーゲンの摂取を増やしましょう。カルシウムは骨の形成を助け、筋肉をほぐして痙攣予防にもなります。

Q2 年々母親の身長が低くなって、背中も丸くなりました。力ルシウム不足と関係があるのでしょうか?

A 40歳代以降から身長は少しずつ低くなります。その理由は背骨が圧迫されたり、曲がるためです。背骨は32〜34個の椎骨(ついこつ)からなり、スポンジ状をしています。上半身を支え、椅子から立ちあがるだけで、約750キログラムの重さがかかると言われています。
このような疲労の蓄積や、カルシウム不足のときに背骨からカルシウムが取られやすいこともあり、徐々に弱くなった椎骨が圧迫骨折を起こします。この骨折は痛みを感じないため、気づかないうちに背骨が減り、S字ラインのカーブが変形して身長が低くなるのです。カルシウムを十分に摂ることにより、身長を保つことができます。身長が低くなると内臓も圧迫され、消化不良や血行不良の原因にもなるので、40代からはカルシウム摂取を心がけてください。

就寝前にいいリラックス法

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